アントニ・タピエス【Antoni Tapies】

アントニ・タピエス(Antoni Tapies, 1923年 - 2012年)スペイン・バルセロナ出身の芸術家。20世紀を代表する現代芸術家の一人でもある。幼少期より美術に興味をもち、第二次世界大戦頃にはすでにカタルーニャ州では知られたアーティストであった。1950年代にパリに活動の場を移し、シュルレアリズムの画家としてスタートした。初期の作品は、パウル・クレーやジョアン・ミロに影響を受けシュルレアリスムの画家として活動するが、すぐにタシスムへとその興味は移行した。1953年には、ミクストメディアにて制作を始めています。1950年後半には、国際的に評価されていた。1950年の終わりから1960年代にかけては、スペインのアンフォルメルのアーティストたちと製作。1970年には、ポップ・アートからの影響を受け絵画の中に実質的なオブジェクトを取り入れた。後に彼の作品は、抽象表現主義(アルテ・ポーヴェラのスタイル)とタシスムの両方に位置づけられている。1990年、高松宮殿下記念世界文化賞受賞。バルセロナには、Fundacio Antoni Tapies (タピエス美術館)がある。


本書は、1988年にスイス・バーゼルにあるギャラリー・バイエラーにて行われた展覧会カタログになります。まだ20代であった1947年制作の絵画から1987年までの40年間の、選りすぐられたタピエスの美しい作品65点が収められています。インタビュー集などタピエスに関する著述を数多く手がける美術史家Barbara Catoirによるエッセイと、作品リスト、作家の略歴を収録。

※古い書籍となりますので、多少のシミ・変色等はご容赦下さいませ。

出版社:  Galerie Beyeler
タイプ:  ペーパーバック
言語:   ドイツ語
サイズ:  30.5 x 25 cm
状態:   中古品 並品

販売価格

5,600円(内税)

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