ジョン・ルーリー(1952年)アメリカ生まれ。78年には、ギタリストのアート・リンゼイらと結成した「ラウンジ・リザーズ」のサックス奏者として活動していました。84年には、ジム・ジャームッシュ監督作品に出演し俳優としての存在感を発揮し、91年には自らが監督出演した釣り番組「フィッシング・ウィズ・ジョン」が話題となりました。(この番組には、デニス・ホッパーやトム・ウェイツがゲスト出演もしています)しかし、90年の後半、ライム病を患い、音楽・俳優活動を休止します。そして、2004年になってから、NYのギャラリーにて初のドローイングの個展を行います。ドローイングなど、絵を描くという行為は、80年頃から始めており、アンディ・ウォーホールとも親交がありました。そして、2010年にはここ日本でも展覧会がありました。
この「Learn to Draw」 と題された書籍は、ジョン・ルーリーによって描かれた奇妙でユーモアあふれるドローイング集です。左のページに書かれた「title」らしきものとドローイングの2つを見比べて頂くと、ルーリーの意図が発見できると思います。
サックス奏者から画家へ。そんなルーリーの本当におもしろい書籍です。
出版社: Walther Konig
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語
サイズ: 16.5 x 22.7 ×10.7 cm
状態: 新刊