アッバス・キアロスタミ【Images, Still and Moving】

アッバス・キアロスタミ(Abbas Kiarostami 1940年 - 2016年)イラン・テヘランイラン出身の映画監督・脚本家・写真家。短編・ドキュメンタリーを含め40本以上のフィルムを制作。イランを代表する監督の一人。テヘランで育ち、同都市の美術学校にてファインアートを学ぶ。絵画を制作しており、その後、広告や絵本の挿絵などの仕事につき、1970年から映画の道に移行した。2012年には、ここ日本にて初めて撮影された映画「ライク・サムワン・イン・ラヴ」が公開。デレク・ジャーマンやサタジット・レイのように、キアロスタミもまた映画だけでなく写真や詩といった作品も制作をしている。MOMA(N.Y)やポンピドゥ−センター(パリ)といった世界の大きな美術館にて写真の個展を開催。

本書は、そのようなキアロスタミの写真を紹介した書籍となっています。「Snow White」と名付けられた1978年−2004年までのシリーズ、「Rain and Wind」2006年−2007年、それに加え「A Summer Afternoon」2006年、「Sea Gulls' Eggs」2007年のMOMAでのインスタレーション作品を掲載しています。動画と静止画の間、物語を含んだような写真。キアロスタミの映画は、完結して終わることが少なく、その後も観客の中で物語は続いているのだと彼はいいます。この写真にも、どこかそのような雰囲気が漂います。絵画を学んだ経歴もあるキアロスタミの興味深い写真集となっています。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 160ページ
サイズ:  24.6 x 28.3 cm
状態:   新刊

販売価格

6,200円(内税)

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