ラウル・デ・カイザー【Retour 1964 - 2006】

ラウル・デ・カイザー(Raoul De Keyser 1930年 - 2012年)ベルギー・ダインゼ出身の芸術家。色彩と形状の関係を繊細にそして感情豊かに表現する絵画で知られている。洗練され落ち着いた絵画は、自然界や具象的なイメージを暗示しながらも、解釈や経験を制限するような物語性や簡略化された枠組みを示唆することはない。具象と抽象を融合させることで、日常の経験に高度な感性を与えることを目指したニュー・ビジョンの一員でもあった。具象と抽象の間のような、独自の有機的な形へ洗練された絵画を制作。10代の頃より独学で絵を描き、1963年から1年間は絵画スクールに通う。1960年以降から欧州にて展覧会に参加。1970年頃より油画を制作し始め、1980年代後半より国際的に認知される。現在、作品は世界の主要な美術館に収蔵されている。

本書は、彼のキャリアの初期の段階から近年までの重要な作品を広範囲で御覧いただける壮大なボリュームの書籍となっています。特に、初期の作品郡が書籍化されることは少なかったためこの書籍は貴重なものと言えます。また、それと並んでNYのギャラリーなどでも展示された2000年以降の作品も掲載されています。『「画家の画家である」と称されるデ・カイザー、これはほのかに称賛めいているかもしれません。しかし、それは十分に正確な表現だと言えます。』とアートファーラムの担当者が書き添えています。サイズ・ページ数からも、十分見応えのある書籍と言えます。


出版社:  Ludion
タイプ:  ハードカバー
言語:   オランダ語、英語
ページ数: 256ページ
サイズ:  29.1 x 25.4 cm
状態:   新刊

販売価格

6,800円(内税)

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