カンディダ・へーファー (Candida Hofer 1944年 - )ドイツ・ブランデンブルグ出身の写真家。現在は、同国・ケルンを拠点に活動を行っています。アンドレアス・グルスキー、トーマス・ルフ、アクセル・ヒュッテ、トーマス・シュトルートらと同じく、ベルント&ヒラ・ベッヒャーの元で写真を学んだ”ベッヒャー派”の一人でもあります。(1973 - 1982年にデュッセルドルフ美術アカデミーに在籍)
「場所」や「空間」を題材とした作品は1979年頃から始まり、初期は公共施設内のインテリアをカラー写真で撮影しています。その後、インテリア、部屋、動物園などの題材は広がり、また大判カメラを使用し正面から全てにピントの合った人物のいない”空”の空間や場所を”Psychology of social artchitecture”として写しだしました。1975年にドイツ・デュセルドルフのKonrad Fischer Galerieにて初個展を開催。現在では、世界の主要な美術館のコレクションに作品を納めています。
本書は、2006年10月から2007年2月までルーブル美術館(フランス・パリ)にて開催された展覧会時に同時刊行された書籍になります。題名の通り、ルーブル美術館の館内を写したシリーズになっています。へーファーの公共施設シリーズの一つであり、誰もいないルーブル美術館の各部屋をほぼ正面から撮られた写真が収められています。ルーブルを撮影し、ルーブルで展示されたものの作品集です。
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※ヤケがございます。
出版社: Thames & Hudson
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 36ページ
サイズ: 34.5 x 27.2 cm
状態: 新古品