ウィム・クロウェル(1928年生まれ)オランダのグラフィックデザイナー・書体デザイナーです。欧州のグラフィックデザイン史において最も重要なデザイナーのひとりと言われています。
クロウェルは、最初に絵画を学びますが、1956年にデザイン事務所を設立しデザインの世界に入りました。その後、アイントホーフェンのファン・アッベ美術館(Van Abbe Museum)の館長とのコラボレーションにより、大胆で実験的なグラフィックを産み出し高い評価を得ます。また、クロウェルは書体デザイナーとしても知られており、1960年代に、やがて到来するコンピューター時代に向けた、グリッドに沿って抽象化された「New Alphabet」などの書体を提案しました。
本書は、1958〜1971年にかけてファン・アッベ美術館と、アムステルダム市立美術館(Stedelijk Museum)での展覧会の為に制作されたクロウェルのポスターを集めた一冊となります。クロウェルの独創的な色彩と、幾何学的なタイポグラフィーによる作品の数々を、フルカラーの図版でご覧いただけます。
また、クロウェルのバイオグラフィーが収められている他、別添の冊子には、クロウェルがデザインしたフォント見本が収められています。
出版社: Blind Gallery
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語、日本語
ページ数: 24 ページ
サイズ: 30 × 21 cm
状態: 新刊