ウィム・クロウェル (Wim Crouwel 1928年 - )オランダのグラフィックデザイナー・書体デザイナーです。欧州のグラフィックデザイン史において最も重要なデザイナーのひとりと言われています。絵画を学びますが、1956年にデザイン事務所を設立しデザインの世界に入りました。その後、アイントホーフェンのファン・アッベ美術館(Van Abbe Museum)の館長とのコラボレーションにより、大胆で実験的なグラフィックを産み出し高い評価を得ます。また、クロウェルは書体デザイナーとしても知られており、1960年代に、やがて到来するコンピューター時代に向けた、グリッドに沿って抽象化された「New Alphabet」などの書体を提案しました。
本書は、2008年にロッテルダムにて開催された展覧会時に2000部限定で制作されたカタログとなります。「80 20 100」という数字はそれぞれ意味があります。
”80”はクロウェルの80歳記念、”20”は現在アムステルダムにある『Nijhof & Lee』(オランダのアートとデザインを見ることの出来る場所であり、そこに住むアーティストたちの交流の場所でもある1988年に創設された本屋)の20周年、”100”はクロウェルの作品の展示数です。クロウェルの作品、そしてオランダのデザインと人々が創った一つの展覧会の記録でもあります。
※こちらの書籍は、表紙にスレがございました為、「\2600→\2080」にて販売しております。
出版社: Nijhof En Lee
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語
ページ数: 48ページ
サイズ: 28 x 21 cm
状態: 新刊