ピーター・ビアロブルゼスキー【Paradise Now】

ピーター・ビアロブルゼスキー(Peter Bialobrzeski, 1960 - )ドイツの写真家です。
政治と社会学を学び、故郷のヴォルフスブルクで新聞の仕事に就きますが、アジア諸国を旅した後に、エッセン大学とロンドン芸術大学にて写真を学び直します。
フォトグラファーとして世界各地の雑誌の仕事15年間した後、自身の作品制作を開始します。以降、独自のテーマで美しい光を感じさせる写真作品を発表し、世界各地で展示されています。また、写真集も数多く出版し、2002年からはドイツのブレーメン芸術大学の教授を勤めています。
2003年、2010年の2度に渡ってワールド・プレス・アワードを受賞しています。

本書は、ビアロブルゼスキーが、シンガポール、バンコク、クアラルンプールなどを旅し、インフラ整備が急速に整えられつつあるアジアの大都市周辺を舞台に、自然の断片を撮影した写真集となります。
そこで植物達は、昼間の太陽光だけでなく、夜も高層ビルのライトや、街灯、自動車のヘッドライトなど都市の人工的な光に照らされる環境に生息しています。
急成長を続ける都市が生み出した、幻想的な光のイメージを魅力的に見せる一方で、新しい環境を作り出した人間の責任という問題を提起しているともいえる作品集となっています。


出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   ドイツ語/英語
ページ数: 132ページ
サイズ:  27.3 x 34 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版70点

販売価格

5,800円(内税)

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