アンドリュー・ワイエス【A Spoken Self-Portrait】

アンドリュー・ワイエス(Andrew Wyeth, 1917年 - 2009年)アメリカ合衆国・ペンシルベニア出身。同国のリアリズムを代表する画家であり、また国民的芸術家。著名な挿絵画家であった父親から絵画を学び、「そこにあるものを正確に描写すること」、次に「そこにはないものを『存在している』ように描写すること」を特に教えられたと言われている。人物画や風景画は、制作の際に入念なドローイングと水彩画の下絵を経て描き出され、時として写真と錯覚される程、非常に写実的な描写を特徴としている。また、絵全体の色彩のバランスがとても美しく、彩度を押さえたセピア調の色彩の中にも、ブルー・グリーン・イエローなど様々な色味を感じさせる。

本書は、ワイエスの伝記も著している作家のリチャード・メリーマン(Richard Meryman)が記録した、ワイエスとの会話を作品と共に構成した書籍となります。
メリーマンが、雑誌「LIFE」の編集者であった1964年から2007年までの40年以上渡って、ワイエスと一緒に食事をしたり、車で出かけたり、散歩したりといった交流を続ける中で、ワイエスや彼の家族、友人、隣人らとの会話を記録しました。
貴重なワイエス自身の言葉と、画家を取り巻く様々な人物との会話が、作品図版や写真と共に収録されており、ワイエスの作品が生み出された背景を読み解いていくことのできる一冊となっています。
また、2009年に撮影されたワイエスのスタジオの未発表となる写真も多数収められています。


出版社:  National Gallery of Art, Washington / D.A.P.
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 128ページ
サイズ:  25.5 × 20 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版75点

販売価格

3,300円(内税)

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