チャールズ・ゲインズ【Gridwork 1974 - 1989】

チャールズ・ゲインズ(Charles Gaines 1944年 - )アメリカ合衆国・カリフォルニア州出身の芸術家。現在は、ロサンゼルス・カリフォルニアを拠点に活動を行う。ドローイング、写真、映像インスタレーションで、一貫して主にグリッドを用い、写真と組み合わせた作品を制作。美学や政治をコンセプトに展開。ソル・ルウィット、ローレンス・ウェイナー、メル・ボックナーなどを参照し、コンセプチュアル・アートに根ざしている。特に繰り返しによる手法は、ジョン・ケージなど音楽作品と同様の考え方も想起させる。1966年にJersey City State CollegeにてBAを取得。1989年よりカリフォルニア芸術大学にて教鞭を取る。

本書は、2014年7月から10月までにNYのThe Studio Museum In Harlamにて行われた展覧会「Gridwork 1974 - 1989」に合わせて刊行された書籍になります。1970年代後半より、ポストミニマリズムなどの流れに沿って注目されたゲインズは、写真、図面、システム、認知、言語などを仕様した作品を展開しています。また、1980年代に入ると1970年代のブラックアートの流れをうけて多分化主義的な流れが始まります。それらの2つの時代を跨ぐゲインズのグリッドワーク(絵画作品)が本書には掲載されています。表紙の美しいグリッドを仕様した木のどローイング作品もゲインズの代表作の一つです。
※本書は、完売後、再入荷不可の書籍となります。

出版社:  The Studio Museum In Harlam
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 168ページ
サイズ:  26 x 22 cm
状態:   新品

販売価格

8,800円(内税)

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