オートクチュールの最初のデザイナー:シャルル・フェレデリック・ウォルト(イギリス出身)により、1860年代にそのシステムが皇室の為のクチュリエを始まりに徐々に完成されていきます。パリのオートクチュールは無限の憧れと魅力ある黄金の世紀を迎えました。そして、繊細な職人の技術と絶妙なデザインはファッション業界の常に最前線を推進していきます。
オートクチュールの歴史は時代とともに変化を遂げていきますが、クリスチャン・ディオールやジャンヌ・ランバンからジャン・ポール・ゴルチェやビクター&ロルフなどは、現代に至ってもその伝統を受け継ぎその上で新しい現代的なクチュリエの仕事を行なっています。
この展覧会並びに本書では、1900年から1970年までのパリのクチュールハウスの尊敬すべき完成度の仕事の裏にある、デザイナーと職人の歴史的な研究がまとめあげられました。ドレスなどの衣類以外の装飾品や香水などその次代の美しい職人たちとクチュールブランドによる作品が展示掲載されています。マダム・グレ、バレンシアガからイヴ・サンローラン、ヨージ・ヤマモト、衣類・アクセサリー・香水などの関連する美しい歴史を御覧いただける書籍となっています。
また、本書はクロス張りの書籍とポスター(1枚)がBOXに収められています。書籍は、袋綴じのページに刺繍やビーズなど職人の手仕事を感じるドレス、宝飾品が200ページ以上に渡り掲載されています。
出版社: Skira Flamarion
タイプ: ハードカバー(BOXケース入、ポスター付)
言語: フランス語
ページ数: 288ページ
サイズ: 28.5 x 24.6 cm
状態: 新古品