フランチェスカ・ウッドマン【Francesca Woodman】

フランチェスカ・ウッドマン (Francesca Stern Woodman 1958年 - 1981年)アメリカ合衆国・コロラド州出身の写真家。自身や女性モデルを撮影した白黒写真で知られている。作品らは、裸体か服を纏った女性と周囲が融合した幻想のような情景のものが多い。1975年から1978年まで、アメリカのロードアイランド・スクール・オブ・デザイン (RISD)にて学び、途中、イタリアへ留学。1979年にNYへ移住し、写真家として活動を始めるが、1981年に22歳という若さで自ら命を経った。ウッドマンの両親は、10000点以上のネガを保管しており、2006年には、800点のプリントから120点の写真が展示された大規模な展覧会が、ロンドンとニューヨークで開催。

本書は、2011年から2012年にサンフランシスコ近代美術館とグッゲンハイム美術館 (サンフランシスコ)を巡回した展覧会時に同時刊行された書籍になります。22歳でこの世を去った若い女性写真家:フランチェスカ・ウッドマンは、1972年13歳で初めて自身のポートレートを白黒写真にて撮影しました。ソファーに寝そべり、髪の毛でその顔は隠れていました。この写真は、それから後の彼女の作品の原点ともいえるべきものでした。わずか9年という歳月で800点もの作品を残し、それらはシュールレアリズムの写真家:マン・レイやハンス・ベルメール、クロード・カーアンを彷彿させるものでした。180点の作品が時系列に掲載され、最後のページのタイトルリストには撮影年月・サイズが掲載され、見やすい形式となっています。

出版社:  DAP

タイプ:  ハードカバー

言語:   英語

ページ数: 224ページ

サイズ:  28.1 x 24.3 cm

状態:   新刊
その他:  カラー図版13点、白黒図版18点、デュオトーン図版144点

販売価格

6,800円(内税)

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