ウォルフガング・ヴァインガルト【Typography】

ウォルフガング・ヴァインガルト(Wolfgang Weingart, 1941 - )南ドイツのコンスタンス生まれ。国際的に知られるグラフィック・デザイナー、タイポグラファーです。
1954年家族と共にリスボンに移住し、58年にドイツに戻りシュツットガルトにてグラフィック・デザインを学びます。1963年にバーゼルでエミール・ルーダー(Emil Rude) とアーミン・ホフマン(Armin Hofmann)に出会い、同地に移住しバーゼルのデザイン学校に通います。
1968年には、タイポグラフィーの教師として、バーゼルのデザイン学校に新しく設立された、国際的な最新グラフィック・デザインのクラスに招かれます。その後、2005年まで教鞭をとり、彼の教えにインスパイアされた無数のデザイナーを生み出しました。また、74年から96年にかけては、ホフマンの招きによりエール大学の夏期講座を担当するなど、40年に渡ってヨーロッパ、南北アメリカ、アジアなど世界各国でレクチャーを行いました。
1960年代の終わり頃、スイス・タイポグラフィーの創造性と要望が硬直化してしまったと考えるようになり、彼の仕事を一新させるきっかけとなります。その後1970年代より、タイポグラフィーの国際的な発展に多大な影響を与える独創的なデザインを数多く生み出しています。

本書は、40年に渡るヴァインガルトの活動を、網羅的にご紹介した初めての書籍となります。
非常に実験的な初期の作品から、作品スケッチ、明快な色使いとタイポグラフィーが特徴的な代表作に至るまで、有名作品だけでなく、余り知られていないデザインワークも数多く掲載されており、ヴァインガルトの探求の軌跡を豊富な図版と共にご覧頂ける一冊となっています。


出版社:  Lars Müller Publishers
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 520ページ
サイズ:  27.5 × 22.5 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版450点
刊行年: 2023年
ISBN:   9783037784266

販売価格

10,615円(内税)

購入数
関連するオススメ書籍




新入荷!