リチャード・セラ/ディルク・ライナルツ【La Mormaire】
リチャード・セラ (Richard Sera 1938年 - )アメリカ・カリフォルニア州出身。アメリカを代表する彫刻家の一人。公共の場に突如現れる荒々しい表面を残した鉄の塊など建築的なスケールで公共彫刻作品を展開している。プロセス・アートの代表的芸術家としても知られている。 1961年から64年にイェール大学にて絵画を専攻し、ヨゼフ・アルバースに学ぶ。この頃、ロバート・ラウシェンバーグ、アド・ラインハルト、フランク・ステラに出会う。その後1年間パリに留学、1966年にイタリア・ローマにて初個展を開催。最も知られた作品は、1981年にニューヨーク・マンハッタンにて展示された巨大な鉄板を曲げた「傾いた孤」。ここ日本では、1970年に東京ビエンナーレに参加、上野公園に大きな杉の木を植えそこに鉄の輪をはめ込んだ「場の彫刻」が展示された。 本書は、1997年に刊行された書籍になります。リチャード・セラによる彫刻がパリ近郊のCateau La Mormaireというフランス式の庭園の残された城の庭に展示されるまでをドイツ人写真家:ディルク・ライナルツが記録撮影し、一冊の書籍にまとめたものとなります。10個の彫刻作品は、合わせて約190トンという重さになり、一つ一つの彫刻の重さの記載もあります。鉄鋼所内での鋳造など写真から展示途中の写真、展示風景写真までがモノクロ写真にて収められています。カバーを外すと黒のクロス張りにセラの彫刻を模った型押の美しい表紙が出てきます。 【※こちらの書籍は、送料無料 (沖縄・離島は除く)】 出版社: Richter Verlag タイプ: ハードカバー 言語: フランス語 ページ数: 104ページ サイズ: 30.5 x 23.6 cm 状態: 新刊
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