ソール・ライター【Early Black and White】

ソール・ライター(Saul Leiter, 1923年 - 2013年)アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身の写真家。 父はよく知られたユダヤ教の牧師で、彼自身もまたラビ(ユダヤ教の指導者)になるため学ぶ。ですが、23歳の頃、画家を目指しニューヨークに移住。抽象画家リチャード・パウセット=ダートやユージン・スミスに出会い、写真を勧められ、35mmの白黒写真を撮り始める。1948年にはカラー写真も手掛け、ファッションフォトグラファーとして生計を立て活動を行う。この頃には、ロバート・フランクやダイアン・アーバスらとも交流。晩年、写真が認められ急速に世界に知られる写真家の一人となった。2013年には、ドキュメンタリー映画「In No Great Hurry: 13 Lessons in Life with Saul Leiter」(邦題:写真家ソール・ライター 急がないで人生で見つけた13のこと)が公開。ここ日本でも、渋谷Bunkamura Museumにて個展を開催。

本書は、1940年代の終わり頃から1950年代にかけて、ニューヨークの街を舞台に撮影された初期の白黒写真をまとめた作品集になります。2冊組の書籍となり、第1巻は室内での写真、第2巻では屋外で撮影された写真が収められています。非常に多くの写真が掲載されており、大変見応えのある書籍となっています。
フォトドキュメンタリーのテクニックを駆使しながら、出会った人々や場所に対する個人的な反応を写真に表現するライター。彼の感性で詩的に切り取られた日常の風景の数々が、とても美しいモノクローム写真でご覧いただけます。

出版社:  Steidl
タイプ:  ハードカバー2冊組
      (クロス貼、スリップケース入)
言語:   英語
サイズ:  21 x 21 x 5 cm
状態:   新刊

販売価格

10,100円(内税)

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