リュック・タイマンス (Luc Tuymans 1958年 - )ベルギー・モルツェル出身の芸術家。現代絵画を代表するアーティストの一人。歴史的な出来事方日常の何気ない風景まで、その主題は多岐にわたる。フィギュラティヴな絵画やインスタレーション、写真作品を制作。絵画作品は、連作となることも多々ある。ブリュッセルのThe Sint-Lukasinstituut(1976-79)とThe Ecole Nationale Supérieure des Arts Visuels de la Camre(1979-80)にて学ぶ。アントワープへ移りThe Koninklijke Academie voor Schone Kunsten Antwerpen(1980-82)にて絵画を学び、ブリュッセルに戻ったのち、Vrije Universiteit(1982-86)で美術史の学位を取得。1985年には、オステンドのThe Palais des Thermes にて初個展を開催。1992年のドクメンタで注目され、その後。世界で広く知られるようになる。2009年には、アメリカ合衆国・オハイオ州のThe Wexner Centerを皮切りに初の回顧展を開催。


本書は、2015年10月20日から2016年1月30まで、カタール・ドーハにて開催のリュック・タイマンス回顧展「Intolerance」の際に同時刊行された書籍になります。約460ページの書籍内には、タイマンスの約25年のキャリアを再確認できる主要な美術評論家のエッセイとアーティストへのインタビュー、そして800点以上の図版が掲載されています。図版は、約100点のペインティングや約60点のドローイングなどの作品だけでなく、習作や素材、記録資料、展示風景写真なども含まれ見応えあるものとなっています。
また、本書には’FREE DIGITAL EDITION’のダウンロードコードが付属しており、デジタルフォーマットでもこの書籍がお楽しみいただけるようになっています。


出版社：　　Graphic Matter / Ludion
タイプ：　　ハードカバー
言語：　　　英語
ページ数：　464ページ
サイズ：　　29.5 x 24 cm
状態：　　　新刊