ジョージ・マチューナス【The Dream of Fluxus】

ジョージ・マチューナス(George Maciunas, 1931-1978)
1931年リトアニアで生まれ、1948年に家族と共に難民としてアメリカに渡り、ニューヨークのクーパー・ユニオンでアートとグラフィックデザイン、建築を、カーネギー工科大学で建築と音楽学、ニューヨーク大学で美術史を学んでいます。
1961年頃、音楽家ジョン・ケージらの美術家と出会い、その後自身のギャラリーであるA/Gギャラリーをオープン。
1962年ヨーロッパ各都市にて、初めてフルクサスの名が使用された「フルクサス国際現代音楽祭」(器楽曲、ハプニング、テープ音楽などを上演)の活動を行い、大きな反響を呼びます。
フルクサスの活動には、ヴォルフ・ヴォステル、ディック・ヒギンス、ナム・ジュン・パイク、ヨーゼフ・ボイス、靉嘔、オノ・ヨーコらが関わっています。
1963年には、フルクサスを「反芸術主義による芸術共同体」とするマニフェストを書き上げるものの、独裁的、反社会的、政治的な内容により賛同者を得られず。その後も、コンサートの企画・運営、新聞の作成、フルクサスメンバーの作品を「フルックス・キット」などで販売、「フルックス・ハウジング・コーポレイティヴ」と呼ばれるアーティストへのアトリエの販売など、独自の活動を行っています。
1978年、結婚直後に膵臓癌により死去。

本書は、現代のアートに大きな影響を与えたフルクサスの創設者であるジョージ・マチューナスの伝記となります。
マチューナスの作品やフルクサスの活動の記録のほか、マチューナス自身が撮影した写真など残された豊富な資料によって、アーティストとして広く知られているマチューナスだけでなく、彼自身が生み出した様々なマスクに隠された人物像を描き出した書籍となっています。


出版社:  Hansjörg Mayer
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 172ページ
サイズ:  24 x 22 cm
状態:   新刊

販売価格

4,000円(内税)

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