杉本博司(Hiroshi Sugimoto 1948年 - )東京出身。日本を代表する写真家であり芸術家。現在は、東京及びニューヨークを拠点に活動。立教大学経済学部を卒業の後、1970年にアートセンター・カレッジ・オブ・デザイン(ロサンゼルス)にて、写真を学ぶ。その後、アシスタントを経て1975年に自身のスタジオを構え、1976年にニューヨーク近代美術館(MoMA)写真部門へ、最初のシリーズ「ジオラマ」の一枚を持ち込み、評価を得る。ニューヨーク州やグッゲンハイムの奨学金を得て、写真制作に没頭した後、生活の為に古美術商ギャラリー「MINGEI」を開業。「ジオラマ」「海景」「劇場」「ポートレート」「蝋人形」「陰翳礼讃」「建築」など多くの写真集を刊行。2009年には高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。2013年にはフランス芸術文化勲章オフィシエを受章している。
本書は、2016年2月19日から5月8日にスペイン・マドリッドのFundacion MAPFRE、6月23日から9月24日に同国・バルセロナのFundacion MAPFREにて開催の展覧会を機に刊行された書籍になります。『Black Box』と題されたこの展覧会及び本書では、代表作品である「Dioramas」「Theaters」「Seascapes」「Portrait」「Lighting Fields」がご覧いただけます。また、展覧会のキュレーターであり本書の著者:Philip Larratt - Smithよるエッセイ”Death of a Naturalist”や同氏と杉本博司による対談も収録されています。一冊で、5つの象徴的な代表作品が御覧いただける書籍となっています。
出版社: Aperture/Fundacion MAPFRE
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 204ページ
サイズ: 28.8 x 28.8 cm
状態: 新刊