カンディダ・ヘーファー【Dusseldorf】

カンディダ・へーファー (Candida Hofer 1944年 - )ドイツ・ブランデンブルグ出身の写真家。現在は、同国・ケルンを拠点に活動を行っています。アンドレアス・グルスキー、トーマス・ルフ、アクセル・ヒュッテ、トーマス・シュトルートらと同じく、ベルント&ヒラ・ベッヒャーの元で写真を学んだ”ベッヒャー派”の一人でもあります。(1973 - 1982年にデュッセルドルフ美術アカデミーに在籍)
「場所」や「空間」を題材とした作品は1979年頃から始まり、初期は公共施設内のインテリアをカラー写真で撮影しています。その後、インテリア、部屋、動物園などの題材は広がり、また大判カメラを使用し正面から全てにピントの合った人物のいない”空”の空間や場所を”Psychology of social artchitecture”として写しだしました。その後も、様々な「場所」や「空間」を移しています。特に図書館を写した「Libraries」シリーズはよく知られています。
1975年にドイツ・デュセルドルフのKonrad Fischer Galerieにて初個展を開催。現在では、世界の主要な美術館のコレクションに作品を納めています。

本書は、2013年9月14日から2014年2月9日までドイツ・デュセルドルフのStiftung Museum Kusntpalastにて開催された展覧会時に同時刊行された書籍です。(その後本展は、2015年2月までにドイツ国内の他の2箇所を巡回しています)
へーファーのキャリア約40年を振り返った本展並びに本書では、1960年代後半から2012年までの作品を分類し、専門家によって多く図版と共に解説されています。(Gunda Luyken、Benjamin H.D. Buchloh、Gabriele Hofer - Hagenauer、Fanni Fetzer、Friedrich Wolfram Heubach、Michael Oppitz、Lothar Baumgarten、Friedemann von Stockhausen Erika Krugel)また、へーファー本人による”Dusseldurf:Some thoughts on the Exhibition”と題されたエッセイも含まれています。

出版社:  Richter Verlag
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 192ページ
サイズ:  29.7 x 23 cm
状態:   新品

販売価格

3,800円(内税)

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