ルシアン・フロイド【Portraits】

ルシアン・フロイド(Lucian Freud1922 - 2011年)ドイツ・ベルリン出身、イギリスを代表する芸術家。20世紀を代表する肖像画家の一人として知られている。父は、建築家エルンスト・L・フロイト、祖父は、精神分析医ジークムント・フロイト。幼少期にイギリスに亡命し、1939年にイギリス国籍を取得。1942年から1943年まで、ロンドンのGoldsmiths' Collegeに在籍。第二次世界大戦中は、兵役に従事。
初期はシュルレアリスム、その後は表現主義に影響を受けた。1950年代より、厚塗りの肖像画を制作。60年にわたるキャリアの中で、完成された絵画のほとんどのモデルは、家族や身近な友人、友人の画家、フランシス・ベーコンやデイビッド・ホックニー、フランク・アウアバーグなど近しい人物とされている。陰鬱で熱く塗りつぶされ、心理的な洞察や不快な考察、また、モデルには長時間の過酷な静止時間を求めることで知られている。

本書は、2012年2月9日から3月28日までイギリス・ロンドンのNational Portrait Galleryにて開催された展覧会の際、刊行された書籍になります。ポートレイト(肖像画)は、ルシアン・フロイドの制作において中心に位置しています。本書では、約130点のペインティング、ドローイング、エッチング作品が世界中のコレクションから集められ掲載されています。また、Sarah HowgateやMichael Aupingによるエッセイ、本書が初掲載となる2009年5月と2011年1月に録音されたMichael Aupingによるフロイドへのインタヴューが収録されています。

出版社:  Yale University Press
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 256ページ
サイズ:  29.5 x 22.7 cm
状態:   新刊

販売価格

6,600円(内税)

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