ルシアン・フロイド(Lucian Freud1922 - 2011年)ドイツ出身。イギリスを代表する画家です(第二次世界大戦中にドイツからイギリスに亡命)。20世紀を代表する肖像画家としても知られています。精神分析医ジークムント・フロイトの孫です。
イギリス・ロンドンのCentral School of Artを始め数カ所の美術学校・大学にて学んでいます。初期は、シュルレアリスムの影響を受けていましたが、1950年代より、厚塗りのポートレートを制作、特にヌードを描き始めます。その後も、ポートレート(肖像画)は、制作の中心となり、家族や身近な友人、友人の画家、フランシス・ベーコンやデイビッド・ホックニー、フランク・アウアバーグなども描いています。2011年88歳にてこの世を去りました。
本書は、2012年2月9日から3月28日までイギリス・ロンドンのNational Portrait Galleryにて開催された展覧会の際、刊行された書籍になります。ポートレイト(肖像画)は、ルシアン・フロイドの制作において中心に位置しています。本書では、約130点のペインティング、ドローイング、エッチング作品が世界中のコレクションから集められ掲載されています。また、Sarah HowgateやMichael Aupingによるエッセイ、本書が初掲載となる2009年5月と2011年1月に録音されたMichael Aupingによるフロイドへのインタヴューが収録されています。
出版社: Yale University Press
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 256ページ
サイズ: 29.5 x 22.7 cm
状態: 新刊