アレックス・カッツ(Alex Katz 1927年 - )アメリカ合衆国・ニューヨーク出身の芸術家。同国のポップアート運動に参加したフィギュラティヴ・アーティストとして知られる。均一に塗られた絵の具、選び抜かれたアウトライン、様々な対比の木製パネルを特徴とした絵画や版画を製作。日本の版画家からの影響も受けたとされている。1946年から1949年にニューヨークのThe Cooper Union、1949年から1950年はメイン州のSkowhegan School of Painting and Sculptureにて学ぶ。初期に制作した絵画約1000枚を破棄している
。
本書は、2006年10月27日から2007年3月18日までアメリカ・ニューヨークのThe Jewish Museumにて開催された展覧会の際、刊行された書籍になります。アレックス・カッツは、約50年に渡って彼の妻であるAdaを描いてきました。そして、この展覧会及び書籍にて初めて、これらの象徴的なAdaを描いた作品が集められました。1960年代から2000年代まで描かれ続けた一人のミューズから、カッツの肖像画の魅力についてを検証しており、また美術評論家・キュレーターであるRobert Storrによるエッセイも収録されています。
出版社: Yale University Press
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 128ページ
サイズ: 29.5 x 25.6 cm
状態: 新刊