ジグマー・ポルケ【Alchemie und Arabeske】

ジグマー・ポルケ(Sigmar Polke 1941年 - 2010年) 旧東ドイツ・シュレージェン地方出身の芸術家。様々な手法を使用し、スタイルを変化させていくことから「アートの錬金術師」とも呼ばれる。ゲルハルト・リヒターらと同時代のドイツを代表する芸術家の一人でもある。ドイツ・ポップ・アートの一人としても紹介されるが、前述のようにスタイルは常に変化している。
1953年にドイツ・デュッセルドルフに移り、ヨーゼフ・ボイスが教鞭を執るスタートリッヒ芸術学院にて学ぶ。
網点ドットやカンヴァスの代わりにプリント生地や透明な支持体に描いた絵画、そして、フルクサスのように美術と日常の境界を行き来するような作品を制作。1986年のヴェネチア・ビエンナーレにて、金獅子賞を受賞。2002年、第14回高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)を受賞。

本書は、2017年2月11日から5月21日にドイツのバーデン・バーデンのMuseum Frieder Burdaにて開催の展覧会を機に刊行された書籍になります。珍しい素材や時には危険性の高い薬品などを用いて化学反応を起こし、絵画を描くポルケは「絵の錬金術師」とも呼ばれています。抽象的な線と形の構造に美しく神秘的なモチーフで飾られた絵画作品を制作したポルケは、ドイツの現代美術の分野の代表的な存在であり、国際的な評価も同時い得ています。この書籍には、美術学校在学時代からの
1963年から2007年まで作品やスケッチブックなどが、約270点の図版で紹介、1984年にBice Curigerが行ったポルケとの対談、展覧会のキュレーターであるHelmut FriedelとBarbara Vinkenによるテキストが収録されています。

出版社:  Schirmer/Mosel
タイプ:  ハードカバー
言語:   ドイツ語
ページ数: 200ページ
サイズ:  27.8 x 23 cm
状態:   新品
その他:  図版270点

販売価格

4,300円(内税)

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