ルイジ・ギッリ【It's Beautiful Here, Isn't It…】

ルイジ・ギッリ(Luigi Ghirri 1943年 - 1992年)イタリア・スカンディアーノ出身の写真家。特に建物や風景からなるコンセプチュアルな1970年代のカラー写真で、先駆的な写真家として知られている。初期の2つの写真集、「Atlante」(1973年)、「Kodachrome」(1978年)からも見られる、被写体とその周りを取り囲む環境の繊細な関係性や、無表情な中に垣間見えるウィットな表現が丁寧な仕事を伺わせる。ここ日本では、画家ジョルジュ・モランディのアトリエを撮影した作品でも知られている。また、フォトグラファーとして活動を始めた当初から、写真についてのテキストを自身の出版物や、イタリアの新聞・雑誌にて発表を行なっていた。

本書は、イタリア国外では知られていなかったギッリが、国際的に広く知られるようになるきっかけとなった2008年にアメリカで出版された写真集になります。画家のジョルジオ・モランディのスタジオ、建築家アルド・ロッシとの共作などの代表作品95点を収録。また、ウィリアム・エグルストンによる序文、ジェルマーノ・チェラントのエッセイに加え、初めて英語で出版されたギッリのエッセイが収められています。
『ニュー・カラー』や『ニュー・トポグラフィー』の名前や動向を知る前に、その新しい感性の共有を示すギッリ作品の数々をご覧いただける一冊となっています。


出版社:  Aperture
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 152 ページ
サイズ:  22.4 cm x 28.8 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版95点、イラスト30点

販売価格

6,100円(内税)

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