ヤニス・クネリス【Jannis Kounellis】

ヤニス・クネリス(Jannis Kounellis 1936年 - 2017年)ギリシャ出身の芸術家。アルテ・ポーヴェラを代表する作家の一人でもある。1956年以降、ローマに移り同都市を中心に活動した。ローマ美術アカデミーにて絵画を学び、1960年にローマで初個展を開催。。初期の作品は、絵画・版画作品で数字、手紙、言語、標識などを用いた。同年中、そこに彫刻的な要素を取り入れた作品を展開し始めます。1967年、キュレータージェルマーノ・チェラントによって提唱されたアルテ・ポーヴェラに参加。生き物を使用した作品を早期に展開し代表作となった(ローマ「無題」(1969))。また、アルテ・ポーヴェラの特徴的素材である新聞、石、木材、ロープなども使用している。抽象性を用いて素材の物理的実存性や空間・環境的な作用をより奇抜な方法をもちいて可視化させた。旅好きなクネリスは、作品のアイデアは、旅で得た経験からのものだといった。

本書は、2010年にイタリアのバーリにある、長い歴史を持つマルゲリータ劇場で行われた、クネリスの展覧会に合わせて刊行された作品集。美しいモノクロームによる展覧会の展示風景の写真と、過去の作品展示資料を織り交ぜ、大規模なインスタレーション作品などを紹介する内容となっています。
また、本プロジェクトのキュレータらによるエッセイを収録し、クネリスの近年の記念碑的作品、人物・その他の彫刻の探求について掘り下げます。


出版社:  Silvana Editoriale
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語、イタリア語
ページ数: 132ページ
サイズ:  23.8 x 28.8 cm
状態:   新刊

販売価格

3,800円(内税)

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