セザンヌ & ジャコメッティ【Cezanne & Giacometti】

アルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti 1901年 - 1966年)スイス・スタンパ出身の芸術家。20世紀の最も重要な彫刻家の一人でもある。1922年以降は、主にフランス・パリに住みながら定期的に故郷も訪れた。特にキュビズムやシュルレアリスムなどに影響を受けた。人間の状態に関する哲学的な質問や実存的、現象学的な議論は、彼の作品において重要な役割を担った。1935年頃より、比喩的な構成のより深い分析を追求した。定期刊行物や展覧会カタログの為のテキストや、自身の考えや思い出をノートや日記に書いていた。1938年かた1944年に製作された彫刻作品は、約7cmほどでそれは彼とモデルの間の実際の距離を反映していた。第二次世界大戦後に現在最もよく知られている作品を製作しいる。1957年以降には、絵画も彫刻同様に製作。また、サミュエル・ベケットの美術舞台なども手掛けた。

2008年にルイジアナ近代美術館で開催された展覧会の図録。
セザンヌとジャコメッティの各々の作品紹介と、作品をモチーフごとに対比した構成となっています。
両名とも晩年は「視ること/造ること」をとことん追求していった作家なので、見比べてみると興味深いです。(ジャコメッティの彫刻の細長いデフォルメやでこぼこした質感は、セザンヌの影響のように思えてきます。)
ジャコメッティはセザンヌ非常に意識していたようで、セザンヌの模写や、リンゴの静物画、風景画も見ることができます。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 360ページ
サイズ:  27.5 x 21.7cm
状態:   新刊

販売価格

5,200円(内税)

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