中谷 芙二子(Nakaya Fujiko 1933年 - ) 北海道・札幌出身の芸術家。1957年アメリカ・ノースウェスタン大学美術科を卒業。1960年前半は画家として活動し、1966年「E.A.T.」(ニューヨークを拠点とするアートとテクノロジーを結ぶ実験グループ)に参加。1970年日本万国博覧会が日本で初めて大阪にて開催された際、ペプシ館にて「霧の彫刻」を初展示。以降、人口の霧を用いて霧の彫刻を世界各地で展開。現在もなお新しいコンピューター技術を使用し、霧の環境を制御するシステムなどの技術を取り入れ、若手アーティストらと共に作品を展開。
本書は、50を超える中谷氏の作品を掲載したDVD付属の書籍となります。
フランスの出版社によって、中谷氏の1970年から2011年の作品の膨大な記録がこのような書籍となって刊行されました。DVDには映像作品と、1970年当時にペプシ館にて行われた霧の彫刻などの映像が収められています。もう一枚のDVD-ROMは、中谷氏の作品を網羅したデジタル・アーカイブとなっています。アーティスト本人によるテキストやドローイングなども掲載され、今までにない中谷氏の制作の全貌が御覧いただける書籍となっています。
出版社: Anarchive
タイプ: ペーパーバック、DVD2枚組(スリップケース入)
言語: 英語、日本語、フランス語
ページ数: 416ページ
サイズ: 14 x 19.5cm
状態: 新刊