ヨーゼフ・ボイス【Zeichnungen/Drawings】

ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys 1921年 - 1986年)旧西ドイツ出身の現代アーティスト。独自の理論に基づく彫刻、インスタレーション、ドローイングなどの作品を制作、1960年代に現代アート・グループである『フルクサス』と接触してからは、アクションと呼ばれるパフォーマンス作品を数多く発表した。70年代以降は、アンディ・ウォーホルと並ぶ現代アート界のスーパースターとして注目されただけでなく、「社会彫刻」という概念のもと、「国際自由大学」の設立、「緑の党」への関与などアートの領域を社会活動にまで広げ、その活動は常に賛否両論を巻き起こした。また、デュッセルドルフ芸術アカデミーのボイスの教室からは、ゲルハルト・リヒター、ジグマー・ポルケ、アンゼルム・キーファーなど、後のドイツ美術を代表するアーティストが生まれた他、現在のアーティストにも多大な影響を与えている。

弊店の【Specials:Joseph Beuys/ヨーゼフ・ボイス】でもご紹介しています。

本書は、長い間公開されることのなかった1941年から1985年の44年間のボイスのドローイングや、水彩、コラージュなどの作品約200点をまとめた一冊となります。
近年、ドローイングというジャンルは鉛筆で描かれた下絵・習作という枠を超えて展開されていますが、ボイスは戦前から亡くなる80年代後半にすでにうさぎの血液や、紙に染み込んだ金属の錆、グラフ用紙などを使用しています。コラージュ作品には、草花やフェルト、一冊のノート、新聞紙などが使用されそこにドローイングが加えられた美しい繊細な表現が見られます。タイトルも「Drawings」となる本書では、ドローイングから見るボイス作品を御覧いただける書籍となっております。

出版社:  kerber
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 292ページ
サイズ:  26.1 x 23.6 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版198点

販売価格

8,300円(内税)

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