ルシアン・フロイド(Lucian Freud1922 - 2011年)イギリスを代表する画家です。ナチス占領下のドイツからイギリスに亡命しています。ジークムント・フロイトの孫にあたります。厚塗りの不思議な印象の彼の作品に人々は足をとめて見入ってしまいます。ただ厚塗りなだけではなく、ポートレートの中にはその人の背後にあるものが見えてきそうです。ピカソに会うためにパリに行った彼ですが、ジャコメッティに影響を受けたといわれています。2008年に存命中の作家として最高額で落札され世界記録となりました。2010年には、ポンピドゥセンターにて展覧会が行われています。
本書は、2009年に刊行された書籍になります。1940年よりフロイトは多くのドローイングやスケッチを残しています。この書籍には、1944年に挿絵を描いたNicolas Moore著の”The Glass Tower”を始めに図版181点が掲載されています。
出版社: Rizzori
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 264ページ
サイズ: 29.6 x 30 ×3 cm
状態: 新刊
その他: カラー図版181点