クリス・アッシュワースは、グローバルブランドの戦略的なブランドワークを推進するクリエイティブディレクターとしてのキャリアと、実験的なグラフィックデザインやタイポグラフィーへの30年にもわたる情熱的な実践をおこなっています。
本書は、ルールを打ち砕く作品と、モダニズムの書体の原則と感慨的なストリートの美学を組み合わせた比類のない「SWISS GRID」へのアプローチをまとめた最初の書籍です。
1990年代、影響力のある音楽雑誌「Ray Gun」のために制作された作品から、NikeやNew Orderなどのクラインアント向けの最近の実践的なフォントベースのプロジェクトまで、細部や不完全さ、そして偶然の瞬間に焦点を当てています。
1997年から2024年までの作品を網羅し、Ray GunのNo.44からNo.58の公開されたものと未公開のもの合わせて、488ページとマークアップされたクロマチン、日記のエントリー、未採用の初期のレイアウトが掲載されています。
アッシュワースが独立したデザイナーからシアトルのマイクロソフトでクリエイティブディレクターになるまでのキャリアの発展、そして”found-type”の写真と音楽にインスパイアされた芸術作品のセレクションも収録しています。彼は、手作業で制作されるクラフトベースの作品は、画面に依存するデジタル文化への対抗点、そして別の見方の発見する方法として、コンピューターから離れた場所でのクリエイティブな開発には、ユニークで貴重なメリットがあると主張しています。
出版社: Thames and Hudson
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
サイズ: 27.5 x 22.5 cm
状態: 新品
ページ数: 488ページ
刊行年: 2025年
ISBN: 9780500029060