デイヴィッド・ホックニー(David Hockny 1937年 - )イングランド・ブラッドフォード（ウェスト・ヨークシャー）出身。イギリスを代表する画家。1960年代にはアメリカ合衆国でアンディ・ウォーホールらと出会い、ポップ・アートに大きな影響を与えたアーティストの一人。1960年代にレジデンスにてアメリカ・カリフォルニア州に滞在、その後もアメリカ国内の様々な場所を巡り、30年以上に渡り同国を拠点に活動。友人らを描いたポートレート作品から、ポラロイド写真を用いたコラージュ、版画、ドローイング、など明るい色彩を特徴とした作品を制作。また、スカラ座やメトロポリタン歌劇場などの舞台芸術も手掛けている。近年、約30年振りにイギリスへ戻り、自身の故郷ヨークシャーの自然を描いたシリーズも発表。

本書は、2024年8月8日から10月27日にイギリス・ロンドンのNational Galleryにて開催された展覧会を機に刊行されました。この書籍は、過去200年間に、芸術家がさまざまな方法でNational Galleryのコレクションに反応してきたことを称賛しています。
テキスト全体を通して、デイヴィッド・ホックにーが常に参照されます。彼と美術評論家マーティン・ゲイフォードの独占インタビューでは、芸術的な影響について議論しています。また、ホックニーとNational Galleryの交流が、彼の画家としての発展にどのように役立ってきたのかについても調査しています。これは、特にピエロ・デラ・フランチェスカの「キリストの洗礼」に関する長年の創作活動に顕著に現れています。この作品は、ホックニー作品の絵画2点に描かれています。
他の章では、現代芸術家と鑑賞者とNational Galleryのコレクションが、2世紀にわたって構築した関係性について取り上げています。これには、芸術家がキュレーターとして展覧会を催し、ギャラリーの絵画を新しい方法で、幅広い鑑賞者と共有した先駆的な展覧会シリーズ「The Arist’s Eye」も含まれています。

出版社：　　National Gallery London
タイプ：　　ペーパーバック
言語：　　　英語
サイズ：　　22.8 x 26.6 cm
ページ数：　112ページ
状態：　　　新品
その他：　　カラー図版60点、白黒図版9点
刊行年：　　2024年
ISBN：　　 9781857097221