ローラ・オーエンズ(Laura Owens 1970年 - )アメリカ合衆国・オハイオ州出身の芸術家、ギャラリーオーナー、教諭。現在は、ロサンゼルス拠点に活動を行う。2003年に史上最年少でロサンゼルス美術館で個展を開催。動物や草花、人物などのモチーフから幾何学的な風景を描く。牧歌的ともいわれる絵画作品は、水彩画やコラージュなど様々な技法を使用している。1994年にCalifornia Institute of Arts (Cal Arts)を卒業。翌年にはホイットニー・ビエンナーレに参加。2013年には、356 Missionという展示スペースを開き、続いてアート本屋Ooga Booga＃2を開業。(356 Missionは、2019年に閉鎖)

本書は、2017年11月10日から2018年2月4日まで、アメリカ・ニューヨークのWhiteny Museum of American Artを皮切りに同国の4つの美術館を巡回した大規模な展覧会を機に刊行されました。
書籍には、スコット・ロスコフによる鋭い序文、批評エッセイ、文学テキスト、民族芸術や裁縫、漫画、壁紙など、オーエンズの幅広い関心に関連する様々なテーマに関する短な解説が収録されています。
また、彼女の友人の芸術家、協力者、アシスタント、ディーラー、家族、友人20名以上による回想では、オハイオ州の高校時代から現在の展覧会まで、彼女の人生における様々な時期の作品に対する広範な視点を記述しています。芸術家の個人アーカイブからは、これまでほとんど未公開であった、個人的な書簡、日記、成績証明書、手書きのメモ、資料、展覧会資料、切り抜き、インスタレーション写真など、1000点以上が提供されました。
これら全ての要素を組み合わせてみることで、芸術家が世界でどのように生きていくのか、また、芸術がどのように作られ、運動が定着し、関係が時間と共に進化していくかについて、稀有で親密な視点を得ることができます。
書籍には、読者が自身で貼るシールステッカーが付属しています。

出版社：　　Whiteny Museum of American Art
タイプ：　　ペーパーバック
言語：　　　英語
ページ数：　664ページ
サイズ：　　26.6 x 20.3 cm
状態：　　　新品
その他： カラー図版1000点+白黒図版、シールステッカー付き
刊行年：　　2019年
ISBN：　　 9780300238129