ゲオルグ・バゼリッツ【Back Then, In Between, and Today】

ゲオルグ・バゼリッツ(George Baselitz 1938年 - )旧東ドイツ出身の画家。アンゼルム・キーファーやフランチェスコ・クレメンテなどと共に「ニュー・ペインティングやネオ・エクスプレッショニズム (新表現主義1970年代後半〜1980年代中頃まで)」を代表する芸術家の一人でもある。東ドイツから西ドイツへと移り、そこでアメリカ抽象絵画などの新しい表現に影響を受けた。1957年から1962年に西ベルリン芸術学校で学び、1963年には同都市にて初個展を開催。その後、代表作でもある「破損絵画」(1966年)を制作。1969年には、もう一つの代表作「さかさまの絵」を制作を開始。近年は、彫刻や木版画などの作品を手掛ける。抽象絵画の系譜から”モチーフ”や描かれる”モノ”への新しい思考を発見し、同時に西洋絵画の歴史的な技法を踏まえながら、新しい絵画を制作した。

本書は、ブロンズ彫刻と同時期に制作され、この彫刻作品と共に一連の絵画を紹介し、バゼリッツの作品の特徴の再解釈と批評的な検討を記しています。
バゼリッツの長いキャリアの中で一つのテーマは、歴史は繰り返すという考えです。この啓発的な書籍は、鷲のモチーフに焦点を当てたシリーズ「Black Paintings」と以前の作品を用いてその考えを文脈的に提示しました。1960年代半ばから今日までの作品そして近年の絵画とブロンズ彫刻で、バゼリッツ作品が、形式的かつ文脈的な更新がなされていることが垣間見えます。
1965年から2012年までの絵画作品のカラー図版、「Black Paintings」シリーズ、ブロンズ作品を掲載。

出版社:  Prestel
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 224ページ
サイズ:  30 x 24 cm
状態:   新品
その他:  カラー図版146点、白黒図版7点
刊行年:  2014年
ISBN:   9783791365664

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6,500円(内税)

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