ポール・セザンヌ【The 1907 Paris Exhibition】
ポール・セザンヌ (Paul Cezanne 1839 - 1906年) 南フランス・エクス=アン=プロヴァンス出身。フランスを代表する画家です。ポスト印象派の画家、近代絵画の父と紹介されることが多い。筆のタッチを長方形(や正方形)に保ち、キャンバス上で色を混ぜ、じっくりと時間をかけて描かれた作風を特徴とする。色彩による調和によって生まれるフォルムにより、伝統的絵画の手法である遠近法を排除し新しい絵画を描いた。 1860年代、印象派の画家と知られるクロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールに出会い、またウジェーヌ・ドラクロアやギュスターヴ・クールベ、エドゥアール・マネらの影響を受けた。パリ・コミューンの混乱終了後の1870年には、ピサロより印象主義の技法を取得し、1880年には、自身の絵画への探求の違いから印象派の画家たちから距離をとった。1895年、パリで初個展を開催し成功をおさめる。1900年は、最晩年となり故郷:エクス=アン=プロヴァンスの美しいアトリエで自身の絵画への道に邁進した。 伝説の展覧会。ポール・セザンヌがこの世を去った翌年10月、サロン・ドートンヌの一部としてセザンヌの回顧展が行われました。そこには油画を中心として約50点以上の作品が展示されました。この展覧会は、当時の文化人や知識人に多くの影響を与えました。 本書では、この1907年のパリの展覧会を再構成し、一冊の書籍にまとめています。また、この展覧会を幾度となく訪れた詩人リルケが、妻クララに送った展覧会の内容を書いた手紙を収録し、回顧しています。プレゼントにもおすすめです。 出版社: Schrimer/Mosel タイプ: ハードカバー 言語: 英語 サイズ: 26 x 20 cm ページ数: 200ページ 状態: 新品 その他: 図版69点 刊行年: 2018年 ISBN: 9783829608473
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