ジョージア・オキーフ【To See Takes Time】
ジョージア・オキーフ(Georgia Totto O'Keeffe 1887年 - 1986年)アメリカ合衆国・ウィスコンシン州出身の芸術家。拡大した花、ニューヨークの摩天楼、ニューメキシコ州の風景を描いた絵画で特に知られ、アメリカモダニズムの母と評されるアメリカの女性画家。夫は画商・写真家のアルフレッド・スティーグリッツ。 シカゴとニューヨークにて絵画を学び、イラストレーターとして働いた後、本格的に絵画を制作する。1917年にスティーグリッツの助けにより展覧会を開催、1918年にはニューヨークに移り、アーティストとして本格的に活動を始める。1929年以降、牛などの動物の骨、植物などニューメキシコ州の風景に魅了され、一年の一部をそこで過ごすようになった。スティーグリッツの死後は、ニューメキシコのサンタフェに永住し、彼女の死後、同地にジョージア・オキーフ美術館が設立された。 本書は、2023年4月9日から8月12日まで、アメリカのニューヨーク近代美術館にて開催の展覧会を機に刊行されました。 1916年に描いた木炭画を思い出し、オキーフは「私は、この絵を何度か描いていますが、以前に描いたことを覚えていません。そして、そのアイデアがどこから来たものなのかも分かりません」と書き記しています。ドローイング、木炭、水彩、パステル、グラファイトを使用したオキーフ作品の大部分は、対象をじっくりと観察することと抽象化の間にあります。1915年から1918年までの時期は、その次の40年間と同じくらい多くの作品を制作し、抽象的な線、有機的な風景、裸体の水彩画を木炭画と一緒に制作し、それらを”Specials”としてグループにしました。 その後、数十年間もキャンバスに向かい、1930年代の木炭画の花、1940年代のポートレート、1950年代の航空写真など、重要な作品を生み出しました。 この書籍は、あまり知られていない紙の作品をはじめ、多くの作品を豊富な図版で掲載。文脈に沿ってシリーズをまとめ、オキーフの一貫した一連の実践を明らかにしています。 出版社: The Museum of Modern Art, New York タイプ: ハードカバー 言語: 英語 サイズ: 27.9 x 23.5 cm 状態: 新品 ページ数: 184ページ その他: 図版200点 刊行年: 2023年 ISBN: 9781633451476
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