ヴィヤ・セルミンス【Television and Disaster 1964 - 1966】
ヴィヤ・セルミンス(Vija Celmins 1937年 - )ラトビア・リガ出身の芸術家。ラトビア系アメリカ人。1948年に家族と共にアメリカに移住。1955年、John Herron School of Artにて学び、のちにイェール大学のフェローシップを獲得し絵画の可能性を追求する。1960年代は、具象的な絵画を暴力や戦争といったテーマで制作。1960年後半から1970年代にかけては、それまでの制作を一度放棄し、写真を見ながら月面や海、貝殻などを鉛筆や木炭で緻密でリアルな絵画を制作。フォトリアリズムな絵画に取り組みながら、同時に彫刻作品も制作。1965年から1980年まではイタリアに住み、ジョルジュ・モランディのモノクロの絵画や抽象絵画に触発された。1981年にはニューヨークへ戻り、版画などを使用した作品を制作。また、イエール大学でも教鞭を執った。作品は、世界の主要な美術館に収蔵されている。2023年高松宮殿下記念・世界文化賞の絵画部門を受賞。 本書は、2010年11月19日から2011年2月20日までにアメリカ・ヒューストンのThe Menil Collectionにて開催された展覧会の際に同時刊行された書籍になります。「Television and Disaster 1964 - 1966」は、セルミンスの制作の中でも、初期作品です。1970年代に制作をされた月面や星空、海などの風景よりも少し前に描かれ、その題材は、壊れた戦闘機や煙をはくピストル、燃え盛る家などでした。本書には、36点の図版とMichelle Whiteによる”Vija Celmins in the 1960's”、Franklin Sirmansによる"Vija Celmins in the Los Angeles"が収録されています。 出版社: The Menil Collection/Yale University Press タイプ: ハードカバー 言語: 英語 ページ数: 64ページ サイズ: 23 x 15cm 状態: 新刊 その他: 図版36点 刊行年: 2011年 ISBN: 9780300166125
2,090円(内税)
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