第二次世界大戦後のアメリカ、ニューヨークと西海岸にて誕生した「Abstract Expressionism(抽象表現主義)」は、アートの世界に大きな変化をもたらしました。
本書は、イギリスでは1959年以来の大規模な抽象表現主義の展覧会として、ロンドンのロイヤル・アカデミーにて行われた展覧会のカタログとしてまとめられました。
ジャクソン・ポロック、ヴィレム・デ・クーニング、マーク・ロスコ、バーネット・ニューマン、フランツ・クライン、アーシル・ゴーキー、クリフォード・スティル、ジョアン・ミッチェルなど
の著名な絵画達、デイヴィッド・スミス、ルイーズ・ネヴェルソンらの彫刻、アーロン・シスキンド、バーバラ・モーガン、マイナー・ホワイトらの写真作品までを紹介する内容となっています。
また、抽象表現主義の時代背景、コミュニティ、女性アーティストの地位などについて、展示・制作風景やアーティストの資料付きのエッセイや、抽象表現主義のムーブメントを一望できる年表も掲載されています。
20世紀アートにおいて大きな影響力を持ち続ける抽象表現主義を再考する資料としてだけでなく、これからアートを学ばれる方にもオススメの一冊となっています。
出版社: Royal Academy of Arts
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語
ページ数: 317ページ
サイズ: 30.8 x 28.8 cm
状態: 新品