トーマス・シュッテ【Big Buildings】

トーマス・シュッテ(Thomas Schutte 1954年 - )ドイツ・オルデンブルグ出身の芸術家。建築的なインスタレーションから、彫刻、水彩画、ドローイングを制作。1973年から1981年にデュッセルドルフ美術アカデミーにてゲルハルト・リヒターに学ぶ。初期の作品は、当時主流だったミニマルアートやコンセプチュアルアートを批評を提示しながらも、文化的/歴史的な内容に深く関わっていた。
1980年代半ばより勢力的に活動を行っており、1989年には、アメリカ・ニューヨークのMarian Goodman Galleryにて個展を開催。それ以降の1990年より世界的な評価を得て、定期的に世界中で展示を行っている。2014年、Ernst Franz Vogelmann Prizeの彫刻部門にて賞を受賞。現在は、デュッセルドルフを拠点に活動を行っている。作品は、世界の主要な美術館に収蔵されている。

本書は、2010年に、ドイツ・ボンの国立絵画展示館にて行われたシュッテの大規模な回顧展に合わせて出版された書籍になります。シュッテ作品に繰り返し現れるテーマである建築的なアート作品を主軸に、1980年から2010年まで過去30年に渡る活動が年代別に紹介されています。
作品仕様と写真図版に加え、ドローイングや作品図面、模型などの豊富な資料、シュッテと建築的アートを論じたエッセイを収録しています。建築的模型と小さな人形を使用したコンセプチュアルな空間構成によって、独自に展開されるシュッテ作品をまとめてご覧頂ける一冊となっています。


出版社:  Snoeck
タイプ:  ハードカバー
言語:   ドイツ語、英語
ページ数: 272ページ
サイズ:  30.7 x 25.3 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版412点

販売価格

5,600円(内税)

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