エド・クラーク【The Big Sweep: Chronicles of a Life, 1926-2019】

エド・クラーク(Ed Clark 1926年 - 2019年)アメリカ合衆国・ルイジアナ州出身、シカゴ育ちの芸術家。抽象表現主義の画家として知られ、作品は、力強いブラッシュ・ストロークと純粋で鮮やかな色彩、大型のキャンバスが特徴の作品を制作。
The Art Institute of ChicagoとL’Academie de la Grande Chaumiere in Parisで学び、その後はしばらくフランスに住み、ニコラ・ド・スタールやピエール・スラージュ、ジャン・リオペルなどのヨーロッパのモダニストに影響を受けた。1957年にニューヨークに移り、その後10年間に渡り、ニューヨークのダウンタウンのアートシーンの一員となる。イーストビレッジの10番街のアーティスト運営よるギャラリーThe Brata Galleryの共同設立者の一人でもあった。1960年代後半からは、ニューヨークとパリを行き来しながら、メキシコ、ブラジル、北アフリカ、ギリシャなどにも訪れた。

本書は、2023年9月7日から10月21日まで、アメリカ・ニューヨークのHauser&Wirthにて開催の展覧会を機に刊行されました。
押しぼうきと成形したキャンバスを使用した先駆的な絵画を制作し、アメリカの抽象絵画の流れに大きな影響を与えたクラーク。彼は、大西洋の両側ニューヨークとパリの20世紀半ばから後半の、極めて重要な美術史の目撃者であり参加者でした。彼の友人・知人には、ウィレム・デ・クーニング、ビューフォード・デラニー、ジョアン・ミッチェル、デイビッド・ハモンズなどがいます。この書籍は、重要な歴史的文書と芸術家へのインタビューそして、芸術家のアーカイブからの写真、手紙、エフェメラを掲載し、クラークの芸術、人生、キャリアを紹介しています。

出版社:  Hauser & Wirth Publishers
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  24.2 x 19 cm
状態:   新品
ページ数: 248ページ
その他:  カラー図版175点
刊行年:  2023年
ISBN:   9783906915777

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