マウリッツィオ・カテラン【Maurizio Cattelan Is Dead - Life and Work, 1960-2009】

マウリッツィオ・カテラン(Maurizio Cattelan, 1960 - )は、動物や鳥の剥製や骨格標本、作りものの人間を用いたインスタレーション作品で知られる、イタリア・パドヴァ出身の現代アーティストです。1990年頃より精力的に作品を発表し、数多くの国際展に出品しています。
盗んできた作品を展示する、展示会場を広告会社に売り渡す、ローマ法王と見られる人形に隕石をぶつけた作品など、ユーモラスでありながら、これは美術と言えるのかという問題を提起する作品が多く見られます。

本書は、ハーレムとアテネにて開催された、同名の回顧展に合わせて刊行された一冊となります。
本展では、2009年にカテランが死んだと仮定されており、作品の展示の他に、壁面に主要な作品の写真やテキストが、カテランの人生の出来事を記したメモ書きと共に年代順に並べられており、カテランの人生を振り返る内容となっています。
会場には花を添えたの棺桶の展示や、キュレーターのフランチェスコ・ボナミによる死にまつわるテキストによって、独特の雰囲気を持った展示となっています。

出版社:  Triple Candie

タイプ:  ペーパーバック

言語:   英語

ページ数: 144ページ

サイズ:  20.5 x 16 cm

状態:   新品

その他:  カラー図版100点

販売価格

2,700円(内税)

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