ヒルマ・アフ・クリント【Painting for the Future】
ヒルマ・アフ・クリント(Hilma af Klint 1862年 - 1944年)スウェーデン・ソルナ出身。最初期の抽象絵画の一つを描いたとされる女性画家。「de Fem(5人)」のグループで活動し、オートマティスムによる実験的な描画を1800年代後半より行う。神秘主義にも魅了され、女性のみのグループにて精神世界との交流を行なった。ダイアグラムのような絵画は、複雑な精神的な考えを視覚的に表現したものである。芸術と精神に同時に魅了され、現代美術史上最も驚くべき作品を生み出した芸術家でもある。ストックホルムのTekniska SkolanとThe Royal Academy of Fine Artsで学び、1882年から1887年には、特にドローイング、肖像画、風景画を専攻。1908年にルドルフ・シュタイナーに出会い、芸術に関するシュタイナーの理論に傾倒する。カンディンスキーより以前に抽象絵画を制作した芸術家である。 本書は、2018年10月12日から2019年1月27日まで、アメリカ・ニューヨークのSolomon R. Guggenheim Museumにて開催された展覧会を機に刊行されました。 ヒルマ・アフ・クリントは、1944年に81歳で亡くなりましたが、生前には非公開とした1000点以上の絵画や紙の作品を残しました。彼女は、世界がまだこの芸術を受け入れる準備ができていないと考え、さらに20年間は作品を公開しないことを条件としていました。 この展覧会は、米国で初めてアフ・クリントの作品を大々的に紹介した展覧会であり、画期的な絵画シリーズを紹介し、研究成果を拡充し、紹介したものでした。エッセイでは、1906年にアフ・クリントが具象絵画から離脱し、その後の展開に至る社会的、そして知的/芸術的背景探り、スウェーデンのモダニズムやフォークアートの伝統、現代の科学的な発見、心霊術やオカルト運動といった文脈に彼女を位置付けています。現代の芸術家、学者、学芸員による討論では、アフ・クリントの源泉と21世紀の芸術との関連性について考察しています。 また、書籍では、作品を展示するための螺旋状寺院建設という実現しなかった計画についても掘り下げています。この願いは、今回のSolomon R. Guggenheim Museum内の円形ホールにて幸運にも実現することができました。 *こちらの書籍は、刊行から経年しており、表紙のハード部分に少しアタリがあることがございます。何卒、ご了承のほどお願い申し上げます。 出版社: Guggenheim Museum Publications タイプ: ハードカバー 言語: 英語 ページ数: 244ページ サイズ: 29.5 x 22.5cm 状態: 新刊 その他: カラー図版220点 刊行年: 2018年 ISBN: 9780892075430
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