ポール・セザンヌ【Site / Non-Site】

ポール・セザンヌ (Paul Cezanne 1839 - 1906年) 南フランス・エクス=アン=プロヴァンス出身。フランスを代表する画家です。ポスト印象派の画家、近代絵画の父と紹介されることが多い。
筆のタッチを長方形(や正方形)に保ち、キャンバス上で色を混ぜ、じっくりと時間をかけて描かれた作風を特徴とする。色彩による調和によって生まれるフォルムにより、伝統的絵画の手法である遠近法を排除し新しい絵画を描いた。

1860年代、印象派の画家と知られるクロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールに出会い、またウジェーヌ・ドラクロアやギュスターヴ・クールベ、エドゥアール・マネらの影響を受けた。パリ・コミューンの混乱終了後の1870年には、ピサロより印象主義の技法を取得し、1880年には、自身の絵画への探求の違いから印象派の画家たちから距離をとった。1895年、パリで初個展を開催し成功をおさめる。1900年は、最晩年となり故郷:エクス=アン=プロヴァンスの美しいアトリエで自身の絵画への道に邁進した。

本書は、2014年2月から5月にスペイン・マドリッドのFundacion coleccion Thyssen - Bornemiszaにて行われた展覧会時に同時刊行された書籍になります。
1969年ロバート・スミッソンは、セザンヌの作品において新しい解釈を提案しました。セザンヌの絵画はキュビズムによって歪められほとんどの抽象的なフォルムは減少させられていると唱えられた形式の簡素化という見解とは対象的に、スミッソンはプロヴァンスの一定の場所との強いリンクが物理的に照合する必要性を唱えた。
この展覧会並びに本書のタイトルには、ロバート・スミッソン自身の概念とセザンヌの概念の両方に関連ある「Site / Non site」が用いられました。
6つのカテゴリーに分けてセザンヌの作品を掲載、また年表、Guillermo Solanaによるセザンヌのスタイルやモチーフに関するエッセイが含まれています。

出版社:  Fundacion coleccion Thyssen - Bornemisza

タイプ:  ペーパーバック

言語:   英語

ページ数: 200ページ

サイズ:  25.6 x 21.4 cm

状態:   新刊
その他:  カラー図版117点、白黒図版23点

販売価格

6,900円(内税)

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