クリスチャン・ボルタンスキー【The Possible Life of Christian Boltanski】

クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltanski 1944年 - 2021年)フランス・パリ出身。「生と死」「不在」という概念をテーマに作品を制作し続けている、フランスを代表するアーティストの一人。1985年以降に制作の始まった、祭壇のような舞台にアウトオブフォーカスの肖像、それを儚い飾り電球で照らしたインスタレーション作品は、世界各地で展示され、ホロコーストという歴史的な大罪を強烈に意識させる作品となる。
 1968年に短編映画と彫刻作品を用いた初個展をパリのラヌラグ劇場にて開催。1972年にはドイツ・カッセルのドクメンタ5に招待され、「D家のアルバム1939-1954」を展示。1984年にポンピドゥー・センターにて大規模な回顧展を開催。ここ日本では、1990年に水戸芸術館にて初個展を開催。2000年、2003年、2006年には、「大地の芸術祭 越後妻有アート・トリエンナーレ」に参加。2016年、東京の東京都庭園美術館にて個展、2019年には大阪・長崎・東京を巡回する大規模な展覧会が開催された。

本書は、ボルタンスキーの65歳の誕生日を記念して出版されたものです。また、重要な現代芸術家のポートレートであり、率直な回顧録です。美術史家Catherine Grenierとのロングインタビューの形式で書かれており、彼自身の言葉で語った非常に重要な文書です。

出版社:  MFA Publicaitons
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:   21 x 14 cm
ページ数: 256ページ
状態:   新品
その他:  白黒図版16点
刊行年:  2009年
ISBN:   9780878467464

販売価格

2,300円(内税)

購入数



新入荷!