アンリ・マティス【Matisse: The Red Studio】

アンリ・マティス(Henri Matisse 1869 - 1954年)フランス・ノール出身。フランスを代表する画家であり、20世紀を代表する芸術家。1981年にパリのAcademie Julian にて絵画を学び、その後ギュスターヴ・モローに個人指導を受けた。ゴッホやゴーギャンなど後期印象派からの影響も受け、自由な色彩表現を追求する。フォービズム(野獣派)と呼ばれた頃は、この時期である。やがて、線の単純化、色彩の純化に至り、切り絵作品などを制作する。晩年に手掛けた南仏の修道院の内装・上祭服のデザインは、マティス芸術の集大成とも言われています。

本書は、アンリ・マティスの有名な作品「赤のアトリエ」についてまとめた一冊です。この作品を所蔵しているアメリカのニューヨーク近代美術館MoMAによる一冊です。
1911年に制作されたこの作品は、近代美術史の中でも最も影響力のある作品の一つでもあります。1949年以降、MoMAで展示されています。パリの郊外レッシー・レ・ムリノーにあるアトリエを描いており、マティスの作品、家具、装飾品でいっぱいです。赤で飽和させるというマティスの急進的な表現は、何世代にも渡って学者や芸術家を魅了してきましたが、絵画の起源と歴史についてはまだ多くのことがわかっていません。
展覧会に合わせて刊行された本書は、「若い水夫II」のような馴染みある作品から、最近発見されたあまり知られていない作品、描かれている絵画や彫刻を調査しています。写真、手紙、エフェメラなど豊富なアーカイブが掲載されており、その多くはこれまで出版または展示されたことのないものです。

出版社:  Museum of Modern Art
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:   27 x 23 cm
状態:   新品
ページ数: 224ページ
その他:  図版200点
刊行年:  2022年
ISBN:   9781633451322

販売価格

7,260円(内税)

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