ジョージ・コンド(George Condo 1957年 - )アメリカ・ニューハンプシャー出身の芸術家。美術史そしてイメージの歴史と現代を再構築し、崇高さとコミカル＆ユーモアの微妙なバランスの絵画や彫刻作品を制作。ローウェルのThe University of Massachusettsにて、美術史と音楽論を学ぶ。ボストンに移住し、音楽活動を行う傍ら、アンディ・ウォーホルのファクトリーにて働く。そのころに、キース・ヘリングやミシェル・バスキアとも出会う。その後、拠点をヨーロッパに移し、約10年を過ごす。1983年には、ロサンゼルスのギャラリーにて初個展を開催、1984年には、ドイツ・ケルンのギャラリーにて個展を行なっている。特に知られる肖像画の作品は、個展的な肖像画とは異なり、絵画の歴史の解説としてまた現代の私たちを移す鏡として機能している。国内外の国際的な美術祭へ多数参加。また、作品は世界の主要な美術館に収蔵されている。現在は、ニューヨーク拠点に活動を行なっている。

本書は、フランス・パリのGalerie Jerome de Noirmontにて開催されたジョージ・コンドの3度目の個展を機に刊行されました。
1950年代と1960年代のコミックのキャラクターに、インスピレーションを得て制作された新しい絵画シリーズが公開されました。このコミックのシリーズは、コンドのリアリズムと抽象の中間であり、継続して研究されています。Tex Avery、Hanna-Barbera、Looney Tunesに主にインスピレーションを得た彼は、これらのキャラクターのオリジナルのアウトラインを示し、絵画の中心的な出発点として使用されています。輪郭を描いた黒いアウトラインは延長し、キャンバスの残りの部分を多く抽象的な構成を生み出しています。
書籍では、フランスの美術批評家兼キュレーターのEric Troncyの分析を掲載し、美術史と現代文化にお結さまざまな参照とインスピレーションの基について記述しています。

出版社：　　Galerie Jerome de Noirmont
タイプ：　　ハードカバー
言語：　　　英語、フランス語
ページ数：　48ページ
サイズ：　　30.7 x 23.6 cm
状態：　　　新刊
その他：　　限定1000部
刊行年：　　2010年
ISBN：　　 9782912303301