ジグマー・ポルケ【Fenster - Windows Grossmunster Zurich】

ジグマー・ポルケ(Sigmar Polke 1941年 - 2010年) 旧東ドイツ・シュレージェン地方出身の芸術家。様々な手法を使用し、スタイルを変化させていくことから「アートの錬金術師」とも呼ばれる。ゲルハルト・リヒターらと同時代のドイツを代表する芸術家の一人でもある。ドイツ・ポップ・アートの一人としても紹介されるが、前述のようにスタイルは常に変化している。
1953年にドイツ・デュッセルドルフに移り、ヨーゼフ・ボイスが教鞭を執るスタートリッヒ芸術学院にて学ぶ。
網点ドットやカンヴァスの代わりにプリント生地や透明な支持体に描いた絵画、そして、フルクサスのように美術と日常の境界を行き来するような作品を制作。1986年のヴェネチア・ビエンナーレにて、金獅子賞を受賞。2002年、第14回高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)を受賞。

本書は、2009年にスイス・チューリッヒのグロスミュンスター大聖堂に完成したポルケによる12枚のステンドグラスについてまとめられた書籍になります。7枚のロマネスク式の窓には、薄くスライスされた瑪瑙が使われ微妙に調節された人口ライトが組み込まれ色の発色を考慮したものになっています。残りの5枚は、旧約聖書から選ばれた画像がポルケによってデザインされなおされています。伝統的なステンドグラスの技法とそして現在の技術、そして何よりもポルケの美意識の高さを物語るこのステンドグラスの全貌を御覧いただける書籍となっています。全体を写した写真から、アップの写真まで90枚以上の写真や参考文献が掲載されています。

出版社:  Parkett/Zurich Grossmunster
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語、ドイツ語
ページ数: 208ページ
サイズ:  30.5 x 22 cm
状態:   新刊

販売価格

8,100円(内税)

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